源流の町で育てた自然栽培【コシヒカリ】白米2kg
▼栽培のこだわり
一番こだわった事は、作られなくなった田んぼを荒らさないように何とかしたい。“環境育成型農業”を目指して取り組んだことです。
智頭町でも、農業の担い手が急に減り、耕作放棄地が凄い勢いで増えています。私達にできることは、この田んぼを荒らさずに次の世代に繋ぐこと!という熱い気持ちを持って栽培しました。
私達は農薬と化学肥料を使う慣行栽培も行なっていますが、令和3年度から、米作りは化学肥料・除草剤・殺菌剤・殺虫剤を使わずに、全ての田んぼレーキを引いてを歩く除草を試みたり、地元の畜産農家から仕入れた堆肥(たいひ)を土づくりに活かすなど、地元の資源を利用する農業に取り組んできました。
そして、令和4年度からは、無農薬に加え、自然の力をめいっぱい活かす無肥料栽培に挑戦しています。
ただ、農薬を使わないと、病気や虫害に遭います。
そのため、カメムシの食害跡(米粒が黒かったり欠けている)のある米粒も交じっております。
生産者である私自身、農業を生業にする前は、黒い米が混じっているとがっかりしたり、はじいて捨てたりしていました。
でも今では!
農家が食べている、この “ありのまま” の米は、スーパーで求められる真っ白な米ではないかもしれませんが、おいしい米だよ!と大きな声で自慢できます。
お子様への食育にもぜひお役立てください。