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化学分析で深堀り!~鳥取の生姜編~
400年の歴史を誇る「鳥取の生姜」
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今回、鳥取市と公立鳥取環境大学は、この伝統的な栽培をしている「鳥取の生姜」の加工品にフォーカスして、商品の特色を化学分析によりデータで示すことを目的に連携しました。
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・ | 【化学分析担当】
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化学分析の実施
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生姜にはカリウム、マグネシウムなどの栄養素が含まれていますが、血行促進等の作用がある2つの辛味成分「ギンゲロール」と「ショウガオール」に着目し、生姜の加工品に含まれる成分の含有量を分析しました。
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ショウガオールの含有量は、「ジンジャーシロップ1ml」に57μg、「生姜パウダー1g」に360μgであり、生姜1gと比較してそれぞれ約13倍、約85倍多かった。ギンゲロールは加熱・乾燥により一部がショウガオールに変化するため、加工することにより含有量は減るが、「ジンジャーシロップ1ml」に140μg、「生姜パウダー1g」に6300μg含まていた。
(1gあるいは1ml当たりの含有量μg)
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この結果から、25mlの「ジンジャーシロップ」を加えた生姜ドリンク1杯と「生姜パウダー1g」は、辛味成分総量として生の生姜それぞれ約10g分、約14g分を摂取できることになる。 | ||
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